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食べるために噛む食事から噛むために食事する


日々にあらゆる面でますます良くなる」Shoheiです。

生きているわたしたちは日頃から、食事から栄養補給していますよね。
それでも最近は、食事を簡単に済ませるために一食を流動食だけ、という食生活も提案されたりしています。

本当に忙しいときはそれでもいいかもしれませんが、日常的にそうした習慣をつけてしまうと、食事が本来持つ意味について忘れてしまって、「腹に入ればいい」という考えになってしまうかもしれません。

今回は、一度立ち止まって食事について考えてみましょう。

さいごに意識的によく噛んで食べたのはいつですか?

食事をよく噛むことを意識して食べたという人は現代人の多くでは実はあまりいないんじゃないかと思っています。

もちろん、食事の度、顎を動かし噛んで食べるのは当たり前かもしれません。
それでも、よく噛むという意識をすることは、忙しい生活の中にいると忘れられてしまいます。
よく噛んで食べることで、実はわたしたちの身体にも良い影響を与えることができます。

現代人は噛む回数が減っている

最近は加工食品や、食事が手軽な便利なものとなりました。

1説には、卑弥呼の生きた弥生時代と比べて、現代は約咀嚼回数、食事時間も約5分の1程度になっていると言います。

現代は弥生時代に比べて、物質的にも豊かになっていて、現代人と比べても生活スタイルがまったく違うものと容易に想像がつきます。
現代に比べて、過去は今のような物質的な豊かさのある生活とは違い、時間的豊かさがあったと思います。
食事を大切にして、食事が生活の一部であり、主役の存在だったと思います。

卑弥呼の歯がい―ぜ

卑弥呼の歯がい―ぜという言葉によく噛むことの重要性を現している、日本咀嚼学会の標語があります。

ひ・・・肥満防止
咀嚼による効果で満腹中枢の刺激で食べ過ぎ防止
み・・・味覚の発達
食べ物の本来の味を感じることができます。
こ・・・言葉の発達
噛むことで顔周りの筋肉が発達して表情豊かになり、言葉の発音が正しくできるようになります。
の・・・脳の発達
噛むことで、脳への血流も良くなります。
は・・・歯の病気を予防
歯の表面が磨かれ、唾液の分泌が良くなり、歯のトラブルの発生確率を低下させます。
が・・・がんの予防
唾液の成分によって、発がん性を低下させることができます。
い・・・胃腸の働きを促進
よく噛むことで、胃腸の負担を減らすことができます。
ぜ・・・全身の体力向上
噛むことによって全身の力を使い、集中力や運動神経能力向上、体力の上昇へとつながります。

むすび

よく噛むことというのはだれでも、実践できることにも関わらず、それを実践することを意識することがあまりありません。
普段から意識することによって、わたしたちの生活の質がより良くなる可能性があるなら十分にやってみる価値があると思います。

けれど、もし急に生活習慣を変えることはできないという人は、日々の食生活にナッツやリンゴなどの噛み応えのあるフルーツを取り入れてみれば小さな変化から習慣化することも可能だと思います。

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