
前回書いた、「いますぐ肛門を締めなさい!」という記事で、クンバハカをすれば姿勢が良くなると書きました。

今回は姿勢とクンバハカの関係について独自の視点から書いて行こうと思います。
クンバハカとは
クンバハカを簡単に説明すると、息を吐くときに肩を力を抜き、肛門を締めて、下腹部に力を入れることです。
これを呼吸、呼吸の合間に常に行えるようになるにはしばらく時間がかかりますが、意識をすれば決して難しいことではありません。
けれどクンバハカを完全に習得するまでには、しばらく時間がかかるので、その間に特に意識しておくことが大切なのは、肛門をつねに締める意識を持つことです。
肛門を締める習慣がつけば、肩の力を抜くことも下腹部に力を入れることも比較的容易に習得することができます。
クンバハカでみるみる姿勢が良くなる
クンバハカを意識することで、呼吸が変わり、姿勢が変わります。
意識と、呼吸と、姿勢は三位一体となって作用します。
呼吸と姿勢には切っても切れない関係があります。
姿勢が良くなれば、呼吸も深くなり、日頃の生活が改善されはじめます。
そして、そこに意識を加えることで自らの身体に手綱をひくようなものです。
呼吸はわたしたちの心を安定させることができます。
心の落ち着きを求めるという高級な目標には、呼吸を改善することが必要です。
姿勢が良くなればオーラが変わる
わたしたちは目に見えないものを信じない傾向があります。
それでも誰でも一度は「あの人はオーラがある」というように、見えない世界のものを知っています。
オーラとは一見見えないものです、しかしわたしたちから発せられるオーラと呼ばれるものには姿勢との関係があります。
姿勢を正しくすることはオーラをより良いものにすることです。
よい姿勢を手に入れるためには、肛門を締めることから始めてみてください。
その瞬間からわたしたちの内面にある意識が集中され、地球の自転の影響と同調した穏やかな水面のように、変化が訪れます。
クンバハカを簡単に習得するためには
クンバハカを始終意識することは、やさしいと考える人にはやさしいですが、難しいと考える人にとっては難しいものです。
クンバハカを簡単に習得するための方法として、常にクンバハカを意識し続けるというものがあります。
それは常に目に見えるところに、クンバハカと言う文字を書いておくことです。
昭和の時代を生きた東郷平八郎元帥もクンバハカを習得したひとりであり、習得するまでは、自宅のあらゆるところ(トイレのドアや部屋の入口、作業机の前の壁など)にクンバハカという文字を張っていたと言います。
そうすることで、常にクンバハカを意識し続けることができるようになるのです。
むすび
クンバハカを習慣にすることができれば、今後の人生を変えることになります。
クンバハカを実践している人生と、クンバハカを実践しない人生には雲泥の差があります。
クンバハカをすることで、姿勢を改善し、心の落ち着きを得ることができます。
わたしも1年半以上日々クンバハカを意識してきましたが、すっかりと習慣になりつつありますが、まだ完全に習得したと言えるような状態ではありません。
常に改善の余地があります。
それでも時々、クンバハカをすることで、自分自身の心もちを尊ぶことができるようになりました。
クンバハカによって、より良い人生を創造するひとが一人でも増えればいいなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。