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思考の小事は大事なり「バタフライ・タイム・エフェクト」

こんにちは、Shouheiです。

バタフライ・タイム・エフェクト

気象学者エドワード・ローレンツ博士(Edward Norton Lorenz)が提唱したバタフライ・エフェクトをご存じでしょうか?

過去に映画にもなったので、この言葉自体はとても有名です。

バタフライエフェクトとは「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか」という講演の題名で名づけられたようです。

それはつまり、ほんの些細な事が様々な要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金につながる可能性があるという考え方のことです。

日本語のことわざにも「風が吹けば桶屋が儲かる」があります。

本日はバタフライ・エフェクトならず、バタフライ・タイム・エフェクトをあなたの中にも起こせるような記事を書きたいと思います。

不可思議な富=時間

はじめに、わたしたちに与えられている時間はどのくらいあるのでしょうか?

わたしたちがもし後70年生きるとすれば、

時間にすると、61万3000時間の時間があります。


わたしたちがふだんの生活で考える事が多い1週間単位の時間にすると、

168時間わたしたちには与えられています。

しかし本当にわたしたちに与えられている時間、

それは今であり、今日という時間だけなのではないでしょうか。

その証拠を示すこともできます。

それは英語では今日のことを Present Day と言います。

 

かけがえのない今日という24時間

時間にすると86,400秒です。

 

わたしたちに与えられているこの時間をいかに使うかが、わたしたちの価値を決めています。たしかに、わたしたちは不可思議と言える時間の中にいるのも事実であるのです。

時間に対して正しい認識を持つ

わたしたちは形のないものを、いくら伝えても伝えきれません、人によって見方がまったく異なる物なのです。

1日24時間という人もいれば、86,400秒と考える人もいます。

どれも正しければ、人によっては「わたしには時間がない」という人もいるのです。

あなたの時間のとらえ方が、あなたにとって正しい時間でもあるのです。

不可思議な時間だからこそ、ここでもう一度考えてみてみましょう。

 

わたしたちの住む地球は回転しています。

だからこそ、朝があり、昼、夕方、夜とあります。

しかし、ただ回転しているだけではないです、回転しながら回転しているのです。

だからこそ、春があり、夏、秋、冬とあります。

地球の回転のように、一で全てを表すことはできないのです。

それでもなお、一は全てにおいて必要不可欠で大事なのです。

 

それはつまり、小事は大事なりということです。

時間があるのは奇跡

わたしたちの時間はバタフライ・エフェクトと同じように、考えることができます。

バタフライ・タイム・エフェクトを起こす力はわたしたちにはすでに持っていて、おなじようにわたしたちにも思いもよらない結果を巻き起こすことができます。

時間は巨富を生むことができる、かけがえのない財産です。

わたしたちに「時間がある」ということはそれだけで奇跡が起こっているようなもので、それだけで感謝し、歓喜ができるものです。

時間の需要と供給

誰もわたしたちから時間を取り上げることもできないし、時間は盗まれることもなく、誰もわたしたちより時間を多く持っている人もいなければ、少ない人もいないのです。

わたしたちは、時間を支払いをすることができ、時間は前借りすることができない。

わたしたちが出来ることは、過ぎ去っていく現在という時間を賢明に浪費することしかできないのです。

時間があれば金は稼げるけれど、金があっても時間は買えないのです。

時は金なりという言葉も時間が最初に来ていて、時間はお金と同等ではなく時間がお金よりも貴重だということなのです。

 

時間はわたしたちに確実に与えられるものであり、しかしそれは需要が拡大したとしても供給はつねに一定であるもので、じつに不可思議なもので、それはわたしたちにとっていつでも変わらないものなのだ。

時間の真価はあなたによって決まる

ある人は「時間とは現在から過去にながれているものだ」と言い

またある人は、「時間とは過去から現在に進んでいるものだ」と言いました。

それはどちらも正しいのでしょう。

時間とはあなたの中にあり「もっと時間があれば」という考えはお仕舞いにし、今日をいかに快適であるか、そのために犠牲を払い、倦まず弛まず努力をするかが、わたしたちの真価になるのです。

時間に対する2つのパラダイム

時間について古代ギリシャでは2つの言葉がありました。

一つは「クロノス」、

もう一つは「カイロス」

クロノスは時計の針の動きを表していて、わたしたちの普段使う時間のことです。

カイロスは、時計の表す時間ではなく、好きなことに夢中になっていて気づいたら時間が経っていたり、退屈な時間を過ごせば時間が長く感じるような事があります。

わたしたちの持つ主観的な時間感覚がカイロスです。

 

クロノスは時間は過去から未来へと一定の速さで流れますが、よく考えてみると、過去や未来はわたしたちの想像のなかにあり、触れることはできません。

わたしたちには「今」という時しかなく、わたしたちの行動の結果が今であり、今の行動に意味があります。カイロスは、今この瞬間しか存在しません。

 

過去や未来のことを考えるのではなく、考えるべき、やるべきことは「今」にあります。

それでは、わたしたちは今どんなことを行い、どのように時間と向き合い考えるべきなのでしょう?

小さなことから始めてみよう

わたしたちは「今」できることを行うことで、はじめから「大きな変化」を求めないことです。

そして、わたしたちは「今」というかけがえのない貴重な時を正しく認識し、建設的に有効に使う必要があります。

はじめから大きな変化を求めると、わたしたちは現状に不満を抱きはじめます。

二兎追うものは一兎をも得ずという結果になってしまいます。

「今」出来ることを着実にやることに意味があるのです。

 

一日は24時間=86,400秒とかぎられています。

そして、わたしたちは限られている貴重な時間を有効に活用する必要があります、睡眠には8時間必要な人もいるでしょう。

食事に1時間×3回必要な人もいるでしょう。

仕事で8時間必要な人もいるでしょう。

わたしたちは建設的に時間を使うことができます、そうした日々を振り返ることで心のゆとりを持つ必要があります。

 

そうした様々なことを行う内にも、今という貴重な時間は過ぎています。

価値ある習慣を創り出す

 

まずは小さな一歩からでも問題はないのです。

わたしたちにとっての価値ある「習慣」を持つことをする必要があります。

そして日毎にわたしたちについて振り返る心のゆとりを持つことができれば素晴らしい結果を残せるようになるでしょう。

週に3回90分の時間を持ち自分のために有効的に使うことができれば、あなたはより良くなるでしょう。

もしくは、今できる最善について考えてみるのも良いでしょう、小さな良い習慣を一つ持ち始めることで、良い習慣はさらに良い習慣を生むことができるのです。

わたしたちの行動をみつけてみましょう。

原因と結果を時間にあてはめる

わたしたちは「原因と結果」を頭の中にもつことをお勧めします。

物事にはすべて原因と結果があります。それは物事について正しい認識を養うことができます。

エメラルド・タブレットの智慧ある言葉で「上の如き、下もまた然り」とあります。

タイムイズマネーというように時間をお金のように価値あるものとして認識すれば、
時間をお金に変化させることも可能なのです。

 

そうした小さな思考の変化でも、あなたにとって大きな変化につながります。

こうした小さな変化でバタフライ・タイム・エフェクトを起こしてみましょう。

さいごに

 

最後に、わたしがまずお勧めすることは「私は毎日あらゆる面で、ますます良くなっていきます」と考えるところから始めることもよいでしょう。

そう考える事であなたは毎日あらゆる面で、ますます良くなっていきます。

 

時間というかけがえのない貴重な贈り物はすでにあなたも持っています。

貴重なお時間に最後までお読みいただきありがとうございました。

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